宝来山神社本殿、末社東殿・西殿の保存修理事業
かつらぎ町にある宝来山神社では、本殿4棟(重要文化財)と末社2棟(県指定文化財)において檜皮屋根の葺き替えと塗装の塗り替えを中心とした保存修理事業を実施し、平成28年9月に全ての工事が完了しました。
現在の本殿は慶長19年(1614)に再建されたもので、春日造という形式の社殿が4棟並びます。その東西両脇に1棟ずつ並ぶ末社は、二間社流造という形式の社殿で、6棟の社殿が横一列に並ぶ景観が大きな特徴となっています。
写真(1) 竣工した社殿6棟を南東より見る
写真(2) 彩色の補筆作業の様子