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重要文化財 旧西村家住宅主屋ほか二棟の保存修理

 旧西村家住宅は、大正3年から4年にかけて西村伊作氏自らが設計した3度目の自邸です。平成10年から新宮市が管理運営を担い、平成28年度から4ヶ年継続の国庫補助事業として保存修理工事を進めて来ています。センターは当事業において設計監理業務を受託しています。

 今回の修理は、建物下の地盤の安定化や、見学施設としての安全性の向上を目的として始まりました。その中で行った解体時の調査結果を基に、大正10年代の改修後のすがたを目指す現状変更が認められ、前年度の後半から本年度にかけてその復旧作業を進めて来ました。

 年度末から主屋を覆っていた素屋根の解体が完了し、2年半ぶりにその外観を表し始めています。

素屋根解体直後の主屋を南西から見る

主屋の外観を南東から見る

主屋の外観を北東(旧チャップマン邸)から見る

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